ドラマ「家政婦は見た!」シリーズで人気を集め、アニメ「まんが日本昔ばなし」の語りでも親しまれた女優、市原悦子(いちはら・えつこ、本名=塩見悦子=しおみ・えつこ)さんが12日午後1時31分、心不全のため東京都内の病院で死去したことが13日、分かった。82歳だった。昨年12月に虫垂炎と診断され入院。一時、退院したが、体調不良を訴えて再入院し帰らぬ人となった。市原さんは2016年11月に自己免疫性脊髄炎を発症するも昨年3月に仕事復帰。同12月21日に病床で朗読の収録を行うなど生涯現役をまっとうした。 戦前を知る名優が逝った。複数の関係者によると、市原さんは11日に容体が急変。関係者らは出演舞台の音楽を病室に流して励まし続けたが、最期は親族、関係者ら7、8人に見守られ、眠るように息を引き取った。 昨年12月上旬、体調不調を訴え、東京都内の病院で診断を受けた際に虫垂炎と診断され、入院。手術はせず薬で治療し、同21日には28日放送分のNHK総合「おやすみ日本 眠いいね!」(深夜0・05)の収録を行っていた。 その後、順調に治療が進んだことから、同30日に退院。年末年始を自宅で過ごしたが、思うように食事がのどを通らず、体調が悪化したため、主治医の判断で今月5日に東京都内の別の病院へ再入院。7日に予定されていた12日放送の「おやすみ日本-」の収録を見送っていた。
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